マンションの前で張り込み中、管理人から不審がられ、質問を受けました。その時、何と答えますか?
A 「ここで、知人を待っているんです」B 「職務上、答えられません」C 「実は私、探偵でして……」住み込みの管理人が常駐しているマンションでは、その前でじっと長時間立っていると必ず注意されます。今では監視カメラも複数設置されていますから、怪しまれない行動が肝要となってきます。例えば十五分ごとに張り込み場所を変え、管理人のチェックの目をかいくぐる手法を使う場合もあります。大きなリュックやスーツケースを抱え、初めての場所を訪ねる風を装うのも効果があります。田舎から出てきて目的地にたどり着けず、迷っているのだなと勝手に解釈されればこっちのものです。さてマンションの管理人から質問された時、どうやり過ごすのか。Aの「ここで、知人を待っているんです」と答えるのがベストです。知人でなくても、恋人でも、家族でも、待ち合わせをして違和感のない人物を想定することが大切です。時々、時計を確認して「まだかな〜」とイライラした様子を見せるのもリアリティが増します。もしも、管理人さんから、「こんなところで待ち合わせですか?」「共通の友人が家を買ったので訪ねる予定なのですが、待ち合わせている彼しか住所を知らないのですよ」と答えれば、管理人さんも納得します。この方法で閑静な住宅街でも大丈夫です。