レストランや喫茶店などの多いところでの張り込みは、どの位置が最適ですか?
A 対象者の真後ろの座席B できるだけ離れた位置C 対象者の動きが分かる真正面こうした飲食店での調査対象者の行動把握は、実際によくあることです。その場合、張り込み探偵は、閉ざされた同じ空間で対象者と、しばしの時間を過ごすわけですから、慎重な対応が求められます。しかし、だからといって、かしこまって大人しくしていればいいというものでもありません。偶然、その店に居合わせたお客さんとして自然にふるまうことが肝心なのです。とは言っても、目的は調査対象者の行動チェックですから、自分の視野の中に対象者が常に入っていなくてはなりません。離れた席から監視していると、探偵と対象者の間にお客さんが座る可能性があり、そうなると死角が生まれてしまいます。また真正面からチェックするのは、「身バレ」の危険性が高くなり、やってはいけません。正解はA。対象者に気配を感じられずに、逐一様子を把握できる真後ろの席です。不倫相手と同席している場合は、どんな会話をしているのかも重要になりますので、真後ろの席であれば、その会話を録音することも可能です。もちろん調査対象者に気づかれることも、まずありません。