民事調停についてのQ&A
調停は、白黒の決着を付ける裁判とは異なり、あくまで当事者の合意で解決が図られるよう調停委員会が取り計らいますので、法律に不慣れな素人本人でも調停を行えます。民事調停の申立においても、窓口で相談に応じてくれますし、裁判所に用意されている書式に記入し必要な書類を提出すれば申立は完了です。法律について分からないことがあれば説明してくれますので、気軽に示談ができなかった場合の延長と考えて利用するのもよいでしょう。ただし、合意が成立すると調停調書が作成され判決と同じ効力がありますので、安易な妥協は禁物です。