・不動産の価値の評価
不動産については、不動産鑑定士に依頼し、所有している不動産の価値を評価してもらう方法があります。が、正確な数字が出る分、鑑定料もそれなりに高額になります。その他の評価方法としては、たとえば路線価、公示価格、購入時の価格、不動産業者に売却依頼をした査定書などを目安にするとよいでしょう。不動産価格の評価の時期は、離婚成立時や別居時など婚姻関係が破綻したととされることが一般的ですが、別居時から離婚時までの間が相当の時間が経過しており、不動産の価値が大きく変わっているような場合、裁判では口頭弁論終結時の不動産の評価を行っています。